仕事内容について

顕微鏡

臨床検査技師とは、人の身体機能や細胞組織などを調べ、データを医師に提供する仕事です。その中でも、患者から採取した細胞を検査する検体検査と、患者の体を直接検査する生体検査に分けることが出来ます。具体的には、検体検査は尿や糞便などで、生体検査は心電図や呼吸機能検査などが分類されます。近年ではチーム医療として活躍する場面が多く、新しい病気の発見や対応策の発見などに役立っています。医療の世界には欠かせない職業です。病院やクリニックで活躍することが多いですが、他にも検査センターや保健所なども活躍の場です。特にこの二つは、普通のクリニックでは行えない検査なども行っているので、幅広い技術や知識を必要とします。

必要とされる資格

臨床検査技師になるためには、臨床検査技師国家資格に合格する必要があります。それに伴い、4年制大学か短大、3年制の専門学校で養成課程を修了することも必須です。また獣医学や保健学を修了し卒業した人などにも、試験資格が与えられます。必ず指定の学校の課程を修了していなくてはならないので、通信教育や独学での試験はNGです。試験資格を得るのは大変ですが、合格率は比較的高い傾向にあります。晴れて合格することが出来れば、安定した収入で長く働けることが出来ると言えるでしょう。ちなみに試験科目は、臨床生理学や臨床検査総論など様々な科目から200問出題され、120点以上が合格となります。

やりがいや魅力とは

臨床検査技師として働くやりがい、魅力とはどのようなものでしょうか。まず1つが、医療現場と医師、患者をつなぎ、最適な治療方針を導く要の存在となれることです。医師や看護師とは違い、医療現場の矢面に立ち先導していくような仕事ではありませんが、様々なデータからそれぞれに合った治療の提案やサポートが出来るのは、非常にやりがいがあると言えるでしょう。また、治療法や細菌の新しい発見などをすることもあり、医療の世界全体を左右することにもなる存在であるため、そこに大きな魅力を感じる人も多いでしょう。他にも、平均月収が比較的高いことなども、やりがいを感じる理由の1つではないでしょうか。医療の世界は日々新しい発見と進歩を繰り返していますので、勉強熱心で新しいことが好きな人、向上心が高い人、データの研究などが好きな人には特に向いています。臨床検査技師は、今後も医療現場に欠かせない、重要な職業であると言えるでしょう。

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